高熱でたらとりあえず病院に行っておこう -家訓第2条-
世の親御さん共通の心配ごと、子供の急な発熱。
子供が熱を出すといつも迷ってしまう事がある。
病院行ったほうがいいんけ?行かんくて大丈夫?問題である。
毎回 与党 子供の事は母にまかせない党党首 妻と議論になるわけだが、今回 餅は餅屋党党首 極悪書道家は『とりあえず病院に行っておこう』法案を家訓に付け加える事をここに宣言する。
ちなみに家訓としては『そうめんは高い奴、揖保乃糸以上の品質のものにすること』に次ぐ第2条となる。 乗っけから勢いに任せて書いて見たが、テンションが続かないので普通に書く。
先日の話、5歳の長女が熱を出した。
久々の熱 39℃
なんかしんどそう
こうなると心配で心配でたまらんちん。たまらん陳さんになる。
「病院にいかんで大丈夫かね?とりあえず電話相談とこ電話してみよう」
電話相談に電話すると看護婦さんが話を聞いてくれていろいろアドバイスをくれる。 とても頼もしいサービスである。 ただ大体「元気そうなら大丈夫、寝れてるなら大丈夫」的なアドバイスをくれる。
ほんまかぁ?
昼間の40℃近い時でもケロりとしてる時もあり、そういう時はあんまり心配せんでも大丈夫なんだなと思ったりもするが、夜の寝る時間は本当か疑いたくなる。
なんなら、これは寝てるのか?それとも熱で意識が朦朧としてるのではないか?というか昏睡状態なんでは?電話で俺はどれだけ状況を伝えられたんだ?本当に大丈夫なんか? よし、ネットで調べてみよう。 ほう熱痙攣ってのがあったりするのか…今の手のぴくってなったの熱痙攣なんじゃないか?あ、そう見てたらなんか全体的にピクピクしてる気がするぞ…
全く気が休まらん
娘「苦しい…」
よぉおおおし、病院行こう。さぁ行こう!5歳になると自分の状態も声に出せるから分かりやすい。
そして病院へ到着。
医者「うん、普通の風邪です」
座薬を入れて落ち着いた。
その後は一度ぶり返したものの回復に向かった。
と一安心したのも束の間、バトンタッチしたように2歳の娘が熱出した。
また、ネットを見てはおどおどして「病院いったほうがいいんでは?」と言う俺に妻は言う
「どうせいつも大した薬くれないし、体から菌を退治するためには発熱は必要なんだから大丈夫だよ。いざとなったらもらった座薬もあるし」
妻の言う事はわかる。俺が病院行こうっていう半分は、俺が安心したいからってのがある。
完全に『おどおどしてだらしない』的な空気がリビングに漂う。
確かに、今までも今回も結局は大したことがないのだ。
お医者さんからはいつも薬は出ない。”寝れないようだったら座薬を”てな感じで座薬だけくれる。
2歳の娘は苦しそうだったけど、そんなものかな?まぁ、姉の風邪がうつっただけだろう、なんて考えていた。
そこから、熱が下がると見せかけて上がるを繰り返して、結局2日間。 月曜日に病院いって診察結果が出た
医者「細菌性の熱です」
なんと姉の熱とは違って細菌性の熱で、ちゃんと薬飲まないと治らないやつだった。
病院いって良かった…
薬を飲んでからは熱も下がって元気になった。
熱下がったあとって「ひゃっはー熱下がったぜぇーー」って何度も無駄に触っちゃう
熱にも2種類あるらしい
ウイルス性の熱
- 普通の風
- 全体の9割がこの熱
- 2~3日で自然に治癒
細菌性の熱
- 適切な処置をしないと治らない
- 重篤な症状になる事がある(ウイルス性も重篤な状態になる可能性あると思うけど)
怖いわっ!!!
素人がウイルス性か細菌性なんて判断できるだろうか?全然わからんかった
親の思い込みや無知が子供を苦しめてしまうかもしれないことを今回学んだ。
素人判断は危険だと思う。
これからは、高熱が出たらちゃんとプロに見てもらって様子見をしようと思う。
へたれ男子で結構、取り越し苦労で終わるなら、それはそれでいいじゃないか